芝川サイクリングロードから緑のヘルシーロード 利根大堰まで(1)

2019/09/16

堰 水門 ダム 治水施設 芝川サイクリングロード 緑のヘルシーロード

t f B! P L
芝川サイクリングロードと緑のヘルシーロードの走行記録(全5回)

前回は芝川CRの起点で引き返しとなり残念な思いをしましたので、その数日後すぐさま同じ場所に足を運びました。

芝川CRの起点 足立区都市農業公園

前回と同じく新調したタイヤのマウンテンバイクで芝川CRに向かいます


初秋を感じさせる青空となりました

まずは当方の棲息するさいたま市から荒川左岸サイクルコースを下ります



戸田市と川口市を越えれば芝川CRの起点である芝川水門が見えてきます。



芝川水門から望む新芝川(昭和初期に開削された芝川放水路)

この川沿いに今回走行する芝川サイクリングロードが設けられています



芝川水門付近は埼玉県と東京都の都県境となっています

芝川CRへ入る前に足立区側の「キッチンとれたて」で補給しておきましょう



非常に解りにくい図ですが芝川CRはさいたま市緑区の八丁橋まで続いています

今回は芝川CRから見沼代用水東縁「緑のヘルシーロード」と縦走し利根大堰を目指します。


芝川CR 山王橋~稲荷橋

新芝川左岸

足立区都市農業公園の横からサイクリングロードが始まります

画像の左上には芝川の旧流路である領家水門が見えます



領家水門



旧芝川と新芝川(芝川放水路) 

諸説ありますが青木水門より上流側の一部流路は、昔の入間川を再利用した物と伝えられていますので非常に興味深いです。



芝川サイクリングロードは早々に足立区とお別れ

道なりに山王橋を渡り新芝川右岸へ移動します



埼玉県川口市領家、Amazon前 

山王橋詰から自転車道が延びているが、ここは横断歩道が無いので注意



芝川CRの路面状態は非常に良好、新芝川は人工河川なので一直線に道が延びています

それにしても最高の天気ですね、まだ幾分は暑いですが先日までの鬼畜のような暑さは感じません。



県道107号(東京川口線)の領家橋

上流へ走るにつれ幹線道路のアンダーパスとオーバーパスが増えてきますが、この辺りでは道路の横断と迂回が続きます。



新芝川右岸を走る芝川サイクリングロード



川口市東領家の家並みも見渡せる



稲荷橋が見えてきました。芝川CRは総じて川面が見えるので気持ちよく走れますね  


川口市弥平地区~南平地区

この先で新芝川は西の方角へ湾曲します

それから芝川CRを走る人はみんなマナーが良いと感じます



川口市弥平地区 

川口市は言うまでもなく工場の多い町ですが、この弥平から南平にかけての一帯も町工場などが密集気味に集まる地域です。

せっかく近くを通るので少しだけ周辺を散策してみましょう



鋳物関連の工場を中心に鍍金やアルマイトなどの個人経営工場が多い模様



自転車道へ戻り上流方向へ進みます



南平大橋です。対岸は足立区入谷


芝川マリーナから旧鳩ヶ谷、鋳物工場など

芝川マリーナ水門



芝川マリーナ



この付近の新芝川流域には工場と住宅が混在する町並みが広がる

対岸には東京ジャンボゴルフセンターが見えます



コの字型に並んだ旧式住居の姿もあります。こういう昔の建物は大好きです



鋳物のまち川口の真骨頂ともいうべき町工場



断言は出来ませんが、今は貴重となった銑鉄用の溶解炉だと思います



朝日町と南鳩ヶ谷を走り抜けます

但しこの先にある白鷺橋と千歳橋の区間は対岸へ迂回させられます



千歳橋から汐入橋へ


河川の要衝、青木水門付近

芝川サイクリングロードの概ね中間地点である青木水門に到達



旧芝川の分岐となる青木水門 銘板には昭和39年と記載されている



青木水門から分岐する旧芝川と川口オートレース場 



青木水門付近は堅川(たてかわ)という河川が芝川に合流する場所でもある

そのため一帯は複雑な地形が形成されており、治水好きの当方にとって無上の喜びを感じられる場所である。



堅川には二基の水門から構成される取水施設があるので見に行きます



こちらが堅川と堅川樋門 

少々難解ですが、堅川樋門で取水した水を浄化しながら堅川排水路経由で旧芝川へ流しているそうです。



堅川樋門



堅川排水樋門

こういうのを見るのは面白いです。自分は元々それほど興味は無かったのですがサイクリングで川沿いを走る事が多いので、十中八九これは自転車の影響だと思っています。

次回は芝川サイクリングロードの残り区間を走ります

芝川サイクリングロード~緑ヘルシーロード編(2)へ続く


QooQ